圧入Q&A

第34回 圧入Q&A 解答

第34回 圧入Q&A / 地盤工学会誌 2016年3月号掲載

Q.
鋼管矢板を圧入工法で施工したいのですが、どの位の杭径が圧入できますか?
また、何mまで圧入できますか?


A.
鋼管矢板φ500~1,500mm を圧入することが可能です。先端ビット付き鋼管杭を回転圧入するジャイロプレス工法では、φ2,500mmまで対応可能です。
ウォータージェットなど補助工法を用いることで、長尺な鋼管矢板を圧入することができます。今までの施工実績では、φ800 長さ59.5m ウォータージェット併用圧入があります。

◆鋼管矢板の適用杭径
鋼管矢板の適用杭径:参考画像1 鋼管パイラー仕様
ジャイロパイラー SP11

鋼管杭の場合は、φ2,500mmまで対応。
写真はジャイロパイラー SP11


◆参考写真

首都高速道路小松川JCT橋脚基礎補強工事

首都高速道路小松川JCT橋脚基礎補強工事
東京都 江戸川区
φ800 PP継手 L=58.0~59.5m(5箇所継)
▼土質柱状図

土質柱状図