圧入工法とは
  • Home
  • 圧入工法とは GRBシステム

GRBシステム

反力を基調とした施工システム

圧入機サイレントパイラーは、すでに地中に押し込まれて地球と一体化した完成杭をつかんで反力とし、その完成杭の上だけで圧入を完了させます。GRBシステムは、この完成杭から反力を得る圧入原理を応用した画期的な施工システムで、杭の搬送・建て込み・圧入など圧入施工の全工程を、杭の上だけで完結させることができます。

GRBシステムでは、全ての機械装置が杭をつかんで自立しているため、転倒の危険性は無く安全で、工事の影響範囲は杭上の機械幅のみにまで抑えられ、工事にかかわる多様な制約条件を克服できます。水上、傾斜地、不整地、狭隘地、低空頭地でも、仮設桟橋や仮設道路など一切の仮設工事を不要とし、本来の目的である本体工事だけを効率的に行えます。このGRBシステムを活用する施工法は「ノンステージング工法」として実用化しており、様々な工事で活躍しています。


反力を基調とした施工システム

GRBシステムの基本構成

GRBシステムの基本構成は、圧入杭を地中に押し込む圧入機本体を先頭に、油圧動力源であるパワーユニットとそれを移動させるユニットランナー、杭を建て込むクランプクレーン、作業基地から杭を搬送するパイルランナーで構成されます。


施工例

GRBシステムの基本構成 GRBシステムの基本構成