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会長挨拶

全国圧入協会は、このたび7月1日付をもって一般社団法人に移行いたしました。1979年6月(昭和54年6月)に任意団体全国SMP協会として設立して以来、「圧入工法」の普及に努めて参りました。この間会員並びに関係者にはご理解ご支援をいただき、現在に至ることができました。厚く感謝申し上げます。

我が国は、戦後の復興期とそれに続く高度経済成長期に、社会資本整備をはじめとする建設事業が拡大の一途をたどって参りました。それに伴い、人力を中心とする工法から機械化施工の導入が急ピッチで進められてきました。

機械化施工は、人間のパワー、サイズ、スピードをはるかに超えるものであり、大規模な工事を短期間で施工することを可能にし、我が国の経済発展に大きく寄与したことは明らかであります。しかし反面、騒音、振動などの公害をはじめとして、多くの副作用が顕在化しました。

このような状況を見て、北村精男氏(現株式会社技研製作所代表取締役社長)は、環境性、安全性、急速性、経済性、文化性という建設の五大原則にかなう工法として、「圧入工法」を考案し、実現させたものです。

全国圧入協会は、工法の理解と普及を推進するため、資格認定、講習会、現場見学会などを行って参りました。さらに、近年では、多様化する圧入工法の標準歩掛設定、自治体との協力協定の締結、技術展示会への出展など、社会との関わりが一層拡大してきました。

このような状況を受けて、工法や協会及び会員の社会的位置づけを明確にするとともに、さらなる社会貢献に進んでゆきたいという思いから、一般社団法人格の取得に踏み切ったものであります。

今後も着実に「圧入工法の普及」をめざして参りますので、皆様方のご指導、ご鞭撻をお願いいたします。