協会案内
  • Home
  • 協会案内
  • 挨拶

挨拶

(一社)全国圧入協会は、前身である「全国SMP協会」が1979年6月に設立され、1987年7月に現在の「全国圧入協会」として名称変更を行い、さらに2016年7月には圧入工法や協会及び会員の社会的位置づけを明確にするため一般社団法人格を取得してきました。この間、会員の皆様ならびに関係者の皆様のご理解とご支援をいただきながら、一貫して「圧入工法」の普及に取り組んでくることができました、厚くお礼申し上げます。

我が国は、戦後復興期とそれに続く高度経済成長期に、社会資本整備をはじめ、建設事業は急速に拡大し、機械化施工の導入が促進されました。機械化施工は、大規模な工事を短期間に施工することを可能にし、社会経済の発展に大きく寄与したことは明らかであります。しかし、一方では騒音、振動などの工事に伴う公害など、多くの社会問題を生じました。

圧入工法は、このような社会問題に早くから対処し、建設工事の無公害化に取り組んでいた当協会の名誉会長である北村精男氏が、環境性や安全性、急速性などにかなう工法として考案し、実用化させたものです。

当協会では、圧入工法の理解と普及を促進するため、認定試験や講習会、現場見学会などを開催しています。さらに、多様化する圧入工法の標準歩掛設定、自治体との協力協定の締結、技術展示会への出展などにも取り組んでいます。

2022年度より、国土交通大臣より登録された「登録圧入工基幹技能者講習」および「建設キャリアアップシステム(CCUS)の圧入技能者の能力評価制度(レベル判定)」を開始しました。

引き続き、杭および壁体の圧入施工技能の向上と普及を促進し圧入工法の拡大により圧入業界の健全な発展に取り組んでまいりますので、会員をはじめ皆様方にご支援、ご協力をお願いいたします。